セビージャ通信

2018.09.05 update

La Familia Fernández Group

イメージ画像
「両親の大好きな日本で、両親に家族のステージをプレゼントしたい」 そう考え出したのは、今ではフラメンコだけでなく、 多くのジャンルを歌いこなす世界の歌手エスペランサ・フェルナンデス。
彼女からの日本のタブラオ「ガルロチ」への提案でした。エスペランサが音頭をとるのかと思えば、いやいや、やはり座長はお父さん、クーロ・フェルナンデス。 来日がまもなくですが、 「ステージに丸テーブル用意してね。」とクーロからガルロチへ。 今ではよくステージ上でテーブルを叩くフラメンコを見ますが、ステージでのこれを流行らせた火付け人は、ファミリア・フェルナンデスなのだそうです。 一家でテーブルを囲う茶の間の様子、 日本の憧れの幸せ家族「サザエさん一家」を思い出してしまいますが、サザエさんのところでも、母さんの「フネ」さんにあたる、エスペランサ、パコ、ホセリートのお母さん、ペパ・バルガス!!!! この母さんが実は熱いんです。 今まで私も気づいていませんでした。 今年になって自伝も出版されてます。(スペイン語ですが) エジソンでもライト兄弟でもなく、発明もしてないですけど自伝です。 ちょっと気になってきた母さんペパ。 今回衣装を作成するにあたり、 「私は自分が一番美しく見える色を知ってるのよ!」とペパ。 「フーシア・ピンクなのよ、うふふふ」と。 ほ、本当ですね、お母さん!生き生きしてピンク以上にお母さんが引き立って出てくる!!!!驚きです。 そして、何も聞かずに「この人(クーロ)との、馴れ初め知ってる?知りたい?」と語り始めるペパ。 ー 私が、仕事に入ってた家の窓の向こうから、素敵なシギリージャの歌声が聞こえてきて、バルコニーで歌ってる男性がいてね、 この人はなんていう名前なんだろう???と思って、名前が知りたくて、「マヌエール!、ホセー!、ミゲール!、フェルナンドー!」片っ端から名前叫んでみたんだけど全然返事もしないのよ、何故だかその時はクーロ(フランシスコ)の名前だけは出なくて、でね、ご近所さんに「誰をお探しなんですか?」と聞かれてしまって、「あの素敵なシギリージャを歌ってる男性の名前が知りたくて、、、」と言ったらその人が彼を紹介してくれたの!それがきっかけ!!!」ー ガルロチのファミリア・フェルナンデスのプログラムに、クーロのシギリージャ発見。53年前のペパがクーロに惚れたシギリージャ、ガルロチで出会えるのかも?!?! 衣装製作も始まりました。もう1週間切ってますが、ニューヨーク帰りのエスペランサも光沢シルバー衣装製作開始、合流し、家族での日本行きリハーサルが、 クーロの指揮下、始まってます。 ホセリートも両親の歌でソレアを踊る!と意気込んでますし、ギターのパコはお父さんと同じ肌の、クリエイティブなアーチスト。素晴らしいギター。 エスペランサの息子、ミゲルも参加し、 ファミリア・フェルナンデスを次の世代に繋ぎます。 9月になり、少し風も涼しめになりかけたところ、ファミリア・フェルナンデスは火がついた感じです。熱風。 日に日に生き生きして行くペパが、ステージで豹変するのでしょうか? ペパは、セビージャの村「レブリハ」出身です。踊り手のコンチャ・バルガスのお姉さんです。 ただのお母さんとは違います。 実はファミリアで一番重要な存在なのかも??? 見逃せません、ファミリア・フェルナンデス。理想の家族のあり方を深く皆で味わいましょう。 幸せってなんだっけ?なんだっけ? (即答できる方は同じ世代で、ファミリア・フェルナンデスを昔からご存知ですね?おそらく。。笑) そして、ペパの自伝を購入されたい方は、 取り寄せになりますけれど、 ソニアジョーンズの店に問い合わせてみてください。 Text/Mayumi Shimoyama Copyright (C)2018 Sonia Johnes All Rights Reserved.