セビージャ通信

2015.04.29 update

Feria☆2015(その5)

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Feria リポート!!(その5)

 

お祭りとパーティーにしかネクタイ締めたスーツの男性姿を見ないセビージャ。

サラリーマンという特殊な日本語の語源を遡ると、

高級品であり生活に貴重なsal(塩)を買うための俸給『サラリー』の、

ローマ時代まで戻ることができます。

「ごく普通のサラリーマン」なんていう言葉が日本では成立可能ですが、

ここでは訳しようもなく当てはまらないので。

こちらの人たち目線で言えば「日本のそれ、普通じゃないでしょ!」ですネ。笑

セビージャ人たちも色々なスタイルで働いでますけどね、スーツを着ずに。

 

全ての仕事が休みになり、フェリア会場に足を運ばせ、

会場内に暗い人は来ていませんから。

自分の意思でやってきて、場内全員陽気で笑っているポジティブパワー。

 

そんな年に数回しか盛装しない男性陣にクローズアップ!

ということで、今回は殿方を選んでみました。

と言っても必ず女子も写ってますけど。笑

 

男性は、カップルの場合、

女性の衣装のカラーに合わせたネクタイを用意します。

そして、帽子コルドベスはフェリア男性を飾る重要なアイテムです。

 

女性のマントンシージョの裏ワザをひとつ紹介します。

四角のマントンを折り紙で三角に折るみたいに、二つ折りする際、

ちゃんと折れずにズレちゃった子供みたいに折れ線をずらして、

マントンシージョとして使うと、2段のフレコになってお洒落にイケます。

 

Text /Mayumi Shimoyama

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2015.04.27 update

Feria☆2015(その4)

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実はフェリア会場って、

踊って飲んで歌っての千軒以上並ぶカセタ(小屋)の敷地よりも、

フェリア期間のみ組み立てられる遊園地の敷地面積の方が広いって、

ご存知でしたか?

カセタが並ぶ道は、全て闘牛士の名前が付いた道で区画整理されていますが、

遊園地はその一角まとめて『calle infierno』地獄道、と呼ばれています。

仮設スタイルの遊園地でスペイン最大なのが、

このセビージャのフェリア遊園地だそうです。

日本の優雅な大型観覧車と同じものが回転速度を変え、

ギャーギャー叫んでグルグル高速で回転させられていますから。

ジェットコースターのような観覧車です。

 

家計を回すのに厳しい大人たちも、

フェリアだけにはちょっとお財布の紐を緩めにし、

子供たちのフェリアの遊園地の乗り物代、

そして毎年新調する衣装にあてられます。

パーっと華やかに1週間を過ごします。

母と娘で衣装を揃えるというのもよく見るパターンです。

大人たちは子どもには最大なことをしてあげますからね。

ビバ ニーニョス!

 

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2015.04.26 update

Feria☆2015(その3)

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Feria リポート!!(その3)

 

小花柄の生地で衣装を作るのが流行りですが、

頭上に乗せちゃう!というのもアリ!でして、

こういう小花が花束になって売っていますし、

小花をいくつも重ねて自分だけのものを作るというのもアリです。

と同時にシンプルなアンティーク調な一輪でドンと飾るというスタイルは、

不動なレイナの道を行ってます。

ということで、本日は、今流行りの、その小花を頭上に乗せちゃうぞ!

というのがどんな感じなのか、セレクトしてみました。

 

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2015.04.24 update

Feria☆2015(その2)

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昨日に引き続き、Feriaリポート!!(その2)
無地の生地で衣装を作るのは、

身体のラインも目立ちますし、

本格的な勝負に出ることになるので警戒しがちですが、

ただいまその無地の衣装が多くフェリア会場に出回っています。

対色のマントンシージョ、

特に柄物でワンポイントとして飾る技が目立ちます。

無地生地の中でも、特に多い色が、

赤、黒。そしてそれらを差し置いてダントツなのが生成り色。

これってウエディングっぽくなりそうな気がしますが、

全くそんなことはありません。

マントンシージョがウエディングをフラメンカに変身させるのでしょうか。

ということで、見かけた生成り色の衣装を少々お披露目します。

私はフェリア会場の中で常時探しているということではなく、

会場の正門からフェリア会場の写真を撮りながら目的地にプラプラ歩いた、

ほんのちょっとの時間(20分もかからず)、

行き交っただけの中で出会った生成り女子でたちです。Guapetonas!!!!!

 

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2015.04.24 update

Feria☆2015

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セビージャ、フェリアです。

フェリア衣装の世界にこんなにモーダな詳細があるのは、ここセビージャが唯一ですが、

毎年現場に乗り入れるまで、今年の傾向!と言うのが誰にも分からないのですが、

始まりました2015年セビージャのフェリア。乗り入れました。現場に!

で、モーダは会場を歩けば数分ですぐに肌で感じますから。

 

今年の傾向は、

①小さな花柄で全身

②無地の衣装に柄物のマントンシージョ

この2分割です。

ビロード生地の柄物のマントンシージョも目立ちます。

水玉は現在少数派。水玉は定番ですから、

水玉衣装で歩いていてもおかしいということはありませんが、

大柄の水玉はほぼ見ないです。

 

細かい柄物(花柄が主)の生地で全身、これが今の傾向です。

ここ数年前から出始めてきていましたが、

会場で増えてきて、傾向として今年はそれがはっきりと見えてます。

 

月曜の夜中12時に点灯式で始まったフェリア。

火曜日には子供たちの学校のクラスは半分しか来ていない状態です。

水曜日は正式な祝日で、そこからは今週いっぱいフェリア休み。

予約入れようかと思えば、

歯医者さんも今週は水曜日以降は今週はずっと閉まってます。

店も午後は閉まっています。

街が100%フェリアです。

声を大にして確実に言える傾向の一つ、

マントンシージョの完全なる復活。

マストのようです。マントンシージョ。

 

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2015.04.24 update

Semana Santa

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セビージャのセマナサンタは世界的に有名です。聖週間。

 

まずこのセビージャでは、

普段から日本のサラリーマンのスーツ姿のような光景が見られません。

スーツで働く人は少なく、デパートの店員もスーツではありますが、

ネクタイがミッキーマウスだったりします。

結婚式と、この聖週間でしか男性のスーツ姿を見ません。

 

聖週間は全員がそれに集中していますから、

聖週間の始まりの日曜日に男性たちがスーツを着、しかもかなり気合い入って男女盛装するのが聖木曜日。

この木曜日の女性の黒いマンティージャ姿は喪服で、とてもエレガントで、

街を歩いているだけでその姿に行き交い、心が洗われる感じです。

アクセサリーは、パール。

今年は街路樹のオレンジの花、アサールの開花と見事に重なり、

天候にも恵まれ、セビージャ人にとっては完全燃焼できるセマナサンタになったかと思います。

 

セビージャ人全員がフラメンコ人間というわけではないですが、

セマナサンタのサエタに関しては、全セビージャ人の意識のもとにあり、

街角で歌われ、それを聴き、感動し、ハレオをかけ、

街びとが神輿にもガンガンとハレオかけていますから。

フラメンコに関係ない一般人も皆その血が騒いでる様子が見られます。

 

聖木曜日の、ロス・ネグリートス教会のバルコニーから、

セニョール(イエスキリスト)と、その聖母マリアの教会到着に、

ウエルバ出身の若手カンタオーラ、アナ・ガルシアさんがサエタを歌いました。

そのマンティージャ姿です。

若手でしかも美人ですし、ビジュアル的にもイケるので、

将来有望かと思われます。私は彼女に、セビージャのコンセルバトリオ(公立音楽院)

のミゲル・オルテガが教えるカンテクラスを見学させてもらったときに知り合いました。

歌い始めに『おはよー、おはよー、私の声。。。』と、自分の声に声かけながら、

発生練習から入り、

そのものすごい反響声とビブレーションにびっくりして、硬直した私は、

クラスまるまる2時間見学してきてしまったその時から彼女とお友達です。

『日本にも歌いに行きたい!』と意欲満々ですが、

『日本は踊りばかりだから、踊り手のカンテで行かないと難しいかもね。。。』

なんて言ってみたところです。

でも日本でのカンテも少しずつ拡散されているようなので、

そのうち私の大好きなミゲル・オルテガは世界遺産レベルの人間国宝になるに違いないと

私は思っていますし、

近い将来、日本の年末の紅白歌合戦で今枝さんが歌い、、(白組は三輪明宏さん)。。。

 

そういえば昔、その日本の国営放送の番組内で、

サエタの歌い手を『オペラ歌手』と紹介していたのがあったそうで。。。

サエタを知っていただかなければ!Saeta です。どうぞ検索してください。

 

今日はこの辺でやめておきます。笑。読んでくれてありがとうございましたー。

 

Text /Mayumi Shimoyama

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