セビージャ通信

2017.08.26 update

MARÍA MORENO

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ソニアジョーンズ一点もの衣装を着てるサライ・ガルシア。モデルになってもらい撮ったものです。 来週月曜8月28日からスタートのマリア・モレノグループの一員として、Tablao Flamenco Garlochí-ガルロチに出演します。実はヘレス出身のサライ・ガルシアは、2004年に他界したカンタオーラ、ブレリアの女王パケラ・デ・ヘレスの姪っ子なのです。 パケラは1995年作のカルロス・サウラ監督の映画「フラメンコ」でも最初に出てきて歌ってます。 その姪っ子のサライは、地元へレスで人生ずっとフラメンコに浸かって生きてきていますから、 同じヘレスのブレリアと言っても、地区ごとに歌にも踊りにも特徴があるのを、歌って踊って教えることができます。 このサライが皆さんの日本に行くんです。 皆さんのフラメンコがさらにパワーアップできるきっかけになりそうですね。
来週から始まるガルロチの新しいこのグループのリーダーは、カディズのアレグリアスをバタデコーラとマントンで舞う姫、マリア・モレノです。 マリアもソニアジョーンズ・セビージャ工房で、 カディスの海の水の色、緑がかったペパーミント色で、新しいバタデコーラを今回作りました。 白い水玉が波の泡のようで素敵です。 他にも数着彼女のデザインで新調していますから乞うご期待。 もう一人、踊り手がメンバーで行きます。男性。 アーチスト名「エル・ペロン」。フアン・アマジャです。 アマジャの名字、いかにもフラメンコ!ですが、 そうなんです、レメディオ・アマジャの甥っ子です。 タンゴの女王レメディオ・アマジャの甥っ子が、タンゴを踊ります。 ソニアジョーンズは女性用衣装専門ですが、 実は毎回男性アーチストのブラウスやベストは作成しています。 今回のエル・ペロンのブラウスは、いつになく凝っています。 全てアーチスト自らデザインして生地を選びますから、エル・ペロンの衣装、是非是非お見逃がしなく! 1枚のブラウスにボタンが45個(数えました)付いているとか、1枚で2種に早変わりするお楽しみブラウスとか、かなり視覚でも楽しめます。 が、エル・ペロンの口癖のようにいつも繰り返し彼が言う言葉、「アルテ」。 「面白いね」とか「楽しいね」というと修正されます。「アルテです!」と。 飲食店で注文するときにも、「アルテたっぷりのソースで持ってきてください」とか。 なので、彼が新調した彼の衣装は「アルテ」ですので。 踊りも全て彼はアルテにこだわります。 このエル・ペロンのタンゴ、サライのブレリア、 マリア・モレノのバタデコーラのアレグリアス、 これらを含む彼らのクルシージョも近々告知あるはずです。 夏が終わります。 カディスの海の風に吹かれ、 ヘレスのコンパスを連れて、 セビージャのアルテを感じながら、 新しいマリア・モレノグループが本日最終のリハーサルを終え、日本へ発とうとしています。 飛行機で飛びますけど、いい風順風。スペイン語で、Buenos Aires ,,, ですね。 Text & Photo /Mayumi Shimoyama Copyright (C)2017 Sonia Johnes All Rights Reserved.