セビージャ通信

2018.05.11 update

ANTONIO CANALES & CARMEN LEDESMA

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まもなくガルロチのタブラオで2週間集中ステージが始まる “アントニオ・カナーレス&カルメン・レデスマ”2大巨匠。 アントニオ・カナーレスが日本のタブラオで2週間毎日踊るという彼の人生初の試みです。世界の劇場を日替わりで行脚する大アーチストですから。 ステージ内容、特別衣装もAll by Antonio Canales です。
今回の彼の衣装のこだわりは、ガルロチ! ガルロチとはロマ語の「❤️」それを衣装に散りばめたい!刺繍で!明確でまっすぐと見つめた視線で「こんな感じで、、、」と。 どこにどんな色でどんな大きさのハートマークを刺繍するか、刺繍工房に指示を出す前の証拠写真がこちらです。 カルメン・レデスマもこの衣装が大のお気に入り。シルエットなどのスタイルデザインは彼女自らの指示です。 マントンを刺繍する女性たちが同じ方法でハートマークを刺繍しました。 そして華やかなステージを聴覚から飾る今回のギターとカンテも、アントニオ厳選メンバーです。 カルメンも「今回のムシコス(音楽)は👍👍👍」と自ら語り始めました。 リハーサル後に大満足の笑みで、 「まずこのカンテの2人の声のハーモニーがいい感じでね、しかもどちらもガツンとした芯があるカンテ。ペレは父さん(フアンホセアマドール)の声とビブレーション同じだし。 ギターのバキーは、親指のベースでかき鳴らす♫ジャン♫と古典フラメンコスタイルを守りつつモダンな要素も入れてて、これもいい感じ。好きだわ〜今回のムシコスたち。 言っとくけど(笑)私、ムシコスたちにかなりこだわりあるから、踊れないんだから気に入ったバックじゃないと、、ホントよホント。」 と語るカルメン・レデスマでした。 そしてアントニオ・カナーレスは、毎日日本のタブラオで踊るにあたり、今回このタブラオに全エネルギーを注ぐ!!!と、クルシージョも組まずに100%ステージで勝負するのだそうです。 一方、日本を愛する彼との雑談から2011年の震災の話になり、ちょうどその年東京に仕事で行った後、自発的にスペインの赤十字に参加して仙台に行き、被災地を目の当たりにして、自分のできる限りの事をして来た!という話を聞きました。 日本を愛するアントニオ・カナーレスの特別ステージがもう来週頭から始まります。 ギターのバキーも日本語を流暢に喋るので、 聞いてみれば過去に日本のツアーを多々こなし、ジャズミュージシャンともCDを出してるという履歴の深く長いギターリストです。 このメンバーたちが作り上げる最高のステージ、すごそうですよ、今回の。 衣装も、カルメンは「普段スカートにフリルがついてるなんて自分にはないことなんだけど、 日本行くから1段付けてみるか?!」とフリルつけてみたのだそうです。 ビジュアル的にもかなり今回気合い入れてますこのメンバー。 今までに感じたことのない新しい深いフラメンコの感動が五感で得られること間違いなしと思われます。お楽しみあれ! Text/Mayumi Shimoyama Copyright (C)2018 Sonia Johnes All Rights Reserved.