Feria de Sevilla 2016 !!! その2

2016.04.16

みなさんが気になってるという今年のセビージャフェリア衣装の傾向ですが、やはり無地、単色が主のようです。
それと同時に花柄模様の生地も。...
無地の生地にちょっと混ぜて使ったり。
過去に花柄といえば、"土台の色があって、そこに水玉の玉代わりに花柄を"でしたが、最近の花柄模様というのは、ベースの色が一言で言えないような、
ごちゃ混ぜのお花の「お楽しみ袋」をひっくり返したような、 生地全体が満開のお花畑みたいな感じのものや、
可愛らしい小花で敷きつめられたかすみ草のような存在の脇役っぽい目立たない花柄 模様など。これらが無地の生地のアクセントに組み込まれる流行りの花柄生地たちです。


そして衣装のスタイルは、まずツーピースを見ることがほとんどなく、ほぼ皆ワンピース。
ティアードスタイル(ここだとカナステーロと言いますが)の人と、フリルの人に分かれますが、フリルも水平線のつけ方で、 一見ティアード調に見えるような、うねりの少ないフリルの人が多く、おとなしめ。


このあたりが、フラメンコ舞踊の衣装とは別格で進んでるフェリア衣装の傾向ですかね。
ゴージャスに見えることに逆行しているというか、
本来のこの"Traje Gitana"と呼ばれる、
フェリア衣装の本来のルーツに戻ろうとしているように見えます。
もともと女性の作業着であり便利服であったという機能性が復活し、
かつ、アンティークに見えて庶民的に見える感じと言いましょうか。。。
なので色も原色からワントーン落とした感じが多いですね。


でも、そんなところにみなさんが「ええええっ?!?!」と驚くと思われる新たな傾
向があるんです。ということで、それは続き、にします。

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