2022年 フェリア③

2022.05.19
(C)2022 Sonia Johnes

フェリア2022その3です。

(C)2022 Sonia Johnes
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フェリアは我らフラメンコ族にとっては、
セビジャーナスの踊りや衣装、1000軒以上連なるカセタ(小屋)が主ですが、
実はその敷地に隣接して「遊園地」があります。年代によってはその遊園地の方がフェリアの主という人たちも居ますので。
遊園地というとお子様用っぽいイメージがあるかと思いますが、
子供用56機、大人用61機。
何種もある大きな観覧車は大人用で数えられてるはずです。景色をゆっくり眺めるどころか、スピード速くて怖いので。
アイス屋も30軒、57種のショー関係以外にサーカス会場もあり、
わたあめ、輪投げ、花屋、射的、などなどトータル400種以上出店してます。
セビージャフェリア遊園地の総称があり「Calle Infierno」というのですが直訳すれば「地獄道」。
お金がどんどん無くなるからそう呼ばれてるような気もしますが、おそらくその騒音から名付いているものと思われます。迫力と活気立てるためにスピーカーを使って出す音がものすごくうるさいのです。
目の前の人と会話するのに耳元で大声張り上げるほどの。
そんなことから、騒音が苦手で遊園地に来ることのできない子供たちのために、
前回のフェリアでは、どのアトラクションも4時間だけ一切音を出さないという特別な時間が設けられたのですが、
今年はそれが3日間行われ、
トータル12時間、静かな遊園地という機会がありました。
音に敏感な人は他にも神経過敏な傾向にあるケースが多いことに気遣ってか、
その時間帯に遊園地内に一般人の数は少なく、意外にも閑散としていました。

(C)2022 Sonia Johnes
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毎年恒例の、フェリアの終わりを告げる花火。
いつもソニアのカレンダー写真を撮ってくれているセビージャの写真家フランシスコ・ゲレロが、
日本からセビージャに来られない日本のみんなにセビージャのフェリアの花火見せてあげたら?!と送ってきてくれました。
なので、2022年フェリア通信の最後に素敵な夜景のセビージャをどうぞ。

*写真、文章の無断転載禁止いたします。
Photo & Text/ Mayumi Shimoyama
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