お久しぶりでございます。 今後各週でセビージャ通信を書いていくことになりまして、

軽くタイムリーに行きます。

ということで、ご存知の通りここもコロナ禍です。しかもウイルスの動きが日本よりも欧州の方がアグレッシブと思われます。スペインは法律で行動が規制されていて、罰金取られますからね。自粛とか自主的にではなく強制的です。マスク着用は100%。決まりですから。

現在セビージャの街はシャットダウン中です。

街から出てはいけないんです。 そういう発令が出ると2週間ごとに指示は更新されます。 大きな動きでは、昨年も今年もフェリアが2年連続中止決定で、フェリア衣装も誰も作らず、生地屋にも動きが見られません。

が、生地屋には新しく「マスク用生地コーナー」というものができました。

衣装で楽しめないのでマスクで楽しむ。 ここは祭りと観光で成り立っている街なので、現在のセビージャは観光地の景観はゴーストタウンのようになっていますが、 地元人の客のみで現在成り立っている飲食店のテラス席は比較的賑わってます。

唯一自宅以外でマスクの外せる場所なので。

で、さらにギターを持った流しはいつになく頑張ってます。テラス席があっての流しですから。 歌うときには顎マスク。 ステージに立つギターリストとの大きな違いの見分け方は「ギターケースを持ってないこと」でしょうか。

セビージャの街の至る所、地元人の生活にフラメンコは潜んでます。

ウイルスに負けずに。

(日本でも流行ってますか？リバーシブルなタコのぬいぐるみ。表と裏の2色違いで、顔も裏と表で怒ってるのとハッピーと。クリスマスにソールドアウト続きで、いま一斉に入荷でマスクと一緒に売られまくってます。)